イナバウワーじゃなく

イナバウアーやね。

霞み空

目の前を

猛スピードで

飛び立つ飛行機。

呆気なく

少しかすれた青の空に消えて行く姿に

不思議な気持ちになる。

まだ飛び立っていない飛行機が

玩具のようで

手で掴みたくなる。

空が見える街じゃなく

マッサージチェアー、

黒石さんのパン、

ずっこける子供、

列車から見る

緑黄色グラデーション、

この場所に来ると

何故か

帰って来た気持ちに

なるのは

原点の場所だからかな

と心の中で呟く。

そして

疲れているけど
疲れていない
君の顔を見て、

雨は止み

青の空となって行くんです。

霧雨

頭を冷やしたい僕には

これぐらいの

霧雨が調度いい。

街の灯りに反射して

霧雨煌めく。

悲しむ事は簡単で

傷つく事は簡単で。

下を見ればきりがない。

俯き下を見る時間があるなら

それより君に優しさを。

許し合う心を、

思いやりを。

僕にとってこの霧雨は

悲しみを現すモノじゃなく
良い薬なんだ。


街の灯りに反射して

霧雨煌めき歓喜。

視線

海

人間の成分と

海の成分はよく似てる。

僕の身体には海が

存在する。

何故って

僕らは元々

海で生まれ、

進化した生き物なのだから…


いつか

君と一緒に

あの海を見てみたい。

そしていつか

君と一緒に

あの海に帰りたいんです。

イナバウワー

ハニートースト

ナメナメクジクジ

フランス菓子のCafeにて

クリームチーズと

クルミとルッコラの

サンドイッチを注文。

アップルティーとの

ハーモニーは格別で、

柔らかな中の

クルミの歯ごたえが

たまらない。

話がよりいっそう弾む中で
何も無くなった

皿の上に

黒い物体を発見、

「なんかこのレーズンナメクジみたいやね」

と言おうとした瞬間、

その黒い物体は

１０時の方向へ

ミョ〜〜ン。

「あっ、これナメクジやね」
僕らは驚く程冷静。

一応店員さんを

呼んでみると

店員さんは真っ青な顔して
キッチンへ

そして金切り声が聞こえる…

でもナメクジが

ルッコラに付いているって
事は美味しい証拠で、

防虫剤を使ってない証拠で
驚くべき事ではない。

まあゴキブリやミミズが

付いてるっていうなら話は別だが…

フランス菓子Cafeさん

美味しいサンドイッチと

お茶とカフェオレと

楽しい空間を有難う

そしてオマケにケーキ三個も
すみません…

拙者に接写

駆け足

薄れ行く記憶の中の

少年は走っていた、

そこに恐怖や理由や

ゴールなどない。

ただ真っ直ぐ

全力疾走だ。

時には前のめりにこけて

膝を擦りむくが

唾をつけては

また走りだす。


人目を気にする事も無く

向かっ来る車の影を

飛び越えながら

風を切って走る。

時には裸足になって

平気な顔をして

砂利道の上を

楽しそうに走り回る。

そこに

絶望や憂鬱や

不安など無い。

ただ真っ直ぐ、

全力疾走だ。


そして今僕は

走っている、

ただ真っ直ぐ、

全力疾走で。

強がった顔をして

待っている

君の冷えた手を

温める為に。

拙者の接写

土

つまらないegoなど

無用だ。

光を捩曲げるな。

恐れるなかれ。

振り返るなかれ。

気付けば

土は温かい。

気付けば

雨は止んでいる。

真っ直ぐと

伸びて

真っ直ぐと

見て。

真っ直ぐと

歩め。

薔薇

納豆バターロール

この世で

一番好きな食べ物は

何ですか？

と聞かれたら

迷わず納豆と言う。

そして

僕の朝食に

必ず食卓に並ぶのが

バナナとシリアルと

納豆パン。

納豆パンというのは

焼いた食パンに納豆を挟むという
シンプルなもの。

幼い頃から

当たり前のように

食卓に並んでいたから

皆、食べているものだと

思い、

話せば素晴らしく

驚いた顔をされる

ウゲェ〜などなど。

でも皆さん一度食べれば

納得。

ぜひ一度お試しあれ。

そして今日は納豆バターロールに挑戦。

次回は納豆べーグルに

挑戦してみようと

思います。

でも納豆を食べた後は

必ず歯磨きを忘れずに…

愛娘